セイコークラウンです。ケースナンバーはJ15011。 デッドストックのレコードタイプ（ブラウン）の文字板を購入し、交換しております。 時計店に文字板の交換を依頼するにあたり、オーバーホールも併せてお願い致しました。つい先日仕上がってきたばかりです。 時計技士さんにオーダーした内容と致しましては、以下のものとなります。 ・オーバーホール ・当方の用意したデッドストック文字板との交換 ・竜頭を時計店のデッドストックのものに交換 半世紀前のアンティーク時計としては目立つような傷・サビ・腐食などもなく、良いコンディションです。 機械の状態も良好でオーバーホール済です。日差は15秒です。 文字板、竜頭は新品に交換しております。 ベルトはブラウンのカーフのものをお付けします。 こちらは多少使用感がございます。 時計店のオーバーホール証明書を、個人情報を切り抜きお渡しします。 機械式時計、とりわけこの時代のアンティーク時計には防水機構がありません。そのため水や汗には取り扱いをご注意ください。 その反面、ゼンマイを巻きチッチッチッ・・・という機械の鼓動を聴くことができるのは、防水機構がなく音が漏れてくるおかげでもあります。 OHをお願いした技士さんが、機械式時計の音は人間の心音に近く、一種の癒やしのようなものを感じるのでしょうとおしゃっていました。 アンティークの世界には、「古いものは古くならない」という言葉があります。 半世紀前の時計の心音の拍動に、想いを馳せてみるのもよろしいのではないでしょうか。 グランドセイコーやキングセイコー、クラウン、マーベル、ロードマーベル、ライナー、チャンピオン、セイコー5などの時計がお好きな方にもオススメです。 よろしくご検討くださいませ。