天真正伝香取神道流記念・流祖飯篠長威斎家尚公生誕六百年を記念して/作家戸部新十郎宛大竹利典の献呈署名/流祖飯篠長威斎家尚公お教え

商品説明
天真正伝香取神道流記念・流祖飯篠長威斎家尚公生誕六百年を記念して/昭和62年/流祖飯篠長威斎家尚公お教え/香取神道流の門流/神道流の近況

昭和62年 81P 作家戸部新十郎宛 大竹利典 献呈署名 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

香取神宮宮司
香取神宮宮司 額 賀 大 成
香取大神は、皇祖天照大神の御神意を奉じ、大国主神を説得されて我国の肇国の基を築かれ、更に神武天皇の御東征と国 体の確立に、大きな御神威を顕はされたと古典は伝へてゐる。これが香取神宮を武の神と崇める所以であり、武道の本義と する処である。 - 即ち我国の武道とは、国体護持の大義に身を以て奉じ、それに向って修養し鍛練する道であって、強弱を競ひ、威力を誇示 する見せかけの術ではないのである。

香取神道流の流祖飯篠家直公が、他流との試合を禁じ、自らの修練のみを強く求めた理由はこ、にあると思はれる。 兎もあれ、武術に秩序を求め、祖神の教示を受けて開眼した「武道」が、六百年后の今日、尚世人に問ひかけるものを持 ってあることは注目すべきことである。これを累代伝へて来た宗家並に門人一同の努力には、深く敬意を表してやまないと 共に、今后益々この道に励み、道統の発揚に努められむことを強く期待する。道統は心とその姿の継承に於て生命をもつも のである。

戸部新十郎
1926－2003 昭和後期-平成時代の小説家。
大正15年4月8日生まれ。北国新聞社勤務をへて文筆生活にはいる。昭和48年「安見隠岐(やすみ-おき)の罪状」が直木賞候補となる。以後剣豪・忍者ものを中心に,おおくの時代小説を執筆。平成15年8月13日死去。77歳。石川県出身。早大中退。作品に「日本剣豪譚」「服部半蔵」「前田利家」「秘剣」シリーズなど。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plus

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