古手の鉄黒漆塗十二間突ぱい形兜です。
・響の孔があります。・内眉があり、打出し眉があります。（眉庇は当世眉庇で後補と思います）・笠印付の鐶の孔があります。・鉢の間数が十二間です。・天辺に穴がある。このような特徴は古手の突ぱい形兜の持つものですのであくまで私感ですが、安土桃山時代の戦国期の兜の特徴を持っています。

この他、・角本は、二本角本・後立てを付けた一本角本があります。
しころは、鉄黒漆塗五段素懸威です。漆は、後世修補され塗り直されています。
※写真9は、参考写真で、伝長宗我部元親奉納の兜です。
※写真10は、参考写真で、室町時代、安土桃山時代の突ぱい形兜です。
古い物ですので、破損、修補、剥がれ等あります。画像でご確認ください。
ノークレーム、ノーリターンでお願いします。
兜立ては付きません。